コンフリクト(競合)発生時の処理

シナリオ: Scenario:

1. ユーザーAとユーザーBが共にlogo.jpgを同期します
2. Both UserA and UserB synchronize the file logo.jpg.
3. ユーザーAとユーザーBが共にオフラインとなり, オフラインの間にlogo.jpgを編集します
4. Both UserA and UserB go offline, and edit logo.jpg while offline.
5. ユーザーAがオンラインになると、CmisSyncはユーザーAの編集したlogo.jpgをサーバーへアップロードします
6. UserA goes back online. CmisSync uploads UserA's version of logo.jpg to the server.
7. 続いてユーザーBがオンラインになると、CmisSyncはユーザーBの編集したlogo.jpgをサーバーへアップロードしようとします。しかし、そのファイルはユーザーAによってアップデートが行われています
8. UserB goes back online. CmisSync tries to uploads UserA's version of logo.jpg to the server, but realizes that the file has been updated by UserA already.
9. ユーザーBのPCでは、CmisSyncはユーザーBの編集したlogo.jpgをlogo.jpg_UserB-versionにリネームします、そしてユーザーA の編集したlogo.jpgをダウンロードします。
10. On UserB's computer, CmisSync renames UserB's logo.jpg to logo.jpg_UserB-version and downloads UserA's logo.jpg.
11. ユーザーBのPCには2つのバージョンのファイルが存在します、そのため、次のいずれかを行う必要があります: a: ユーザーAが編集したバージョンを残す: logo.jpg_UserB-versionを削除し、ユーザーAの編集したlogo.jpgを残す b: ユーザーBが編集したバージョンを残す: ユーザーAの編集したlogo.jpgを削除し、logo.jpg_UserB-versionをlogo.jpgにリネームする c: 両方の内容をマージしてlogo.jpgとして保存し、logo.jpg_UserB-versionを削除する`

CmisSyncはファイルを新しく作った際のコンフリクト(競合)を同じような方法で処理します CmisSync handles file creation conflicts in a similar way.

コンフリクトの解消は出来る限り早く行うことをおすすめします。もしマージが終了する前に別のコンフリクトが発生すると、それは同じように処理されて、ファイル名に付くサフィックスが_UserB-version (1)のようになります。 It is a good idea to solve conflicts as soon as possible. If another conflict happens before the merge is complete, it is handled the same way, with a suffix like _UserB-version (1).

Tip

* 多くの企業においてコンフリクトは頻繁には発生しません。同期間隔を短くすることによって、コンフリクトの確率をかなり下げることが可能です。Aegifではあなたの会社向けに即時利用可能な設定を施したカスタマイズ版CmisSyncのインストーラーを提供可能です。 * In most companies, conflicts do not happen often. The probability of conflicts can be decreased considerably by setting up a low sync interval. Aegif can provide you a customized CmisSync installer with out-of-the-box settings adapted to your company.