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ubuntu_install_usb.md

File metadata and controls

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Ubuntu環境の構築

〜Ubuntu Bootable USB〜

Ubuntu Bootable USBを利用する方法

  • まず, WindowsからUbuntuを起動することができるBootable USBの作成方法について解説します.
  • Bootable USBを使うことで, Ubuntuの環境をお手軽に用意し, お手軽に試すことができます.
    • Ubuntu Bootable USBをWindows PCに差し込めば, どこでもUbuntuを実行することができます.
  • また, 今回は説明を省きますが, HDDにWindowsとUbuntuをインストールして併用する｢デュアルブート｣の環境を設定する際にも, Bootable USBが必要となります.

注意!

  • 前述の通り, ｢Ubuntu Bootable USB｣を利用する方法は, 間違った操作によってWindowsを破壊する可能性が｢VMware｣を利用する方法より高いです.
  • 特に, 初回起動時に｢Ubuntuのインストール｣を押して, HDDにUbuntuをインストールを進めてしまうと, 既にインストール済みのWindowsを上書きしてUbuntuをインストールしてしまいます.
    • デスクトップ上や, デスクトップ左側にある｢Ubuntuのインストール｣は絶対に選択しないで下さい!
    • 資料に基づいて, ｢Ubuntuのインストール｣を削除することを推奨します.

UUIの入手

![UUIの入手](public/image/uui_download.png)
△UUIのダウンロードリンク

USBメモリの用意

  • Ubuntu環境を構築するUSBメモリを用意し, PCに接続します.
    • 既存のデータは, Ubuntu環境の構築によって消える可能性があるため, 予め必ずバックアップを取って下さい.
    • 可能であれば, フォーマットをかけておくことをおすすめします.

Bootable USBの作成

  • ダウンロードしたUUIを起動します.
  • ｢Step 1: Select a Linux ...｣は, ｢Ubuntu｣を選択します.
  • ｢Step 2 PENDING: Browse to your ...｣は, ｢Browse｣を選択して, ダウンロード済みのUbuntuのISOを選択します.

Bootable USBの作成

  • ｢Step 3: Select your USB ...｣は, Ubuntuの環境を構築するUSBメモリを選択してください.
    • ｢We will format ...｣のチェックボックスを選択します.
    • このとき, ｢Show all Drives｣のチェックボックスは絶対に選択しないでください.
  • ｢Step 4: Set a Persistent file size ...｣は, 適当な数値に設定しておきます(3500〜4000MB程度にしておくことを推奨します).

![UUI](public/image/uui.png)

Bootable USBの作成

  • 問題なければ｢Create｣を選択します.
  • 次に出るポップアップは作業内容が表示されます. インストール先がUSBであることを確認しましょう.
    • 問題なければ｢はい (Y)｣をクリックし, 環境構築を開始します.

Bootable USBの作成

  • 作業完了後, ｢Close｣でUUIを終了してから, PCを｢再起動｣します.
    • 再起動時に, Windowsが導入済みのHDD/SSDではなく, Ubuntu環境が構築されたUSBメモリを読み込むことによって, USBメモリに構築したUbuntu環境を利用します.

Bootable USBの作成

  • Ubuntu起動後, デスクトップに｢Ubuntu 13.10のインストール｣というアイコンがありますが, このアイコンは絶対に起動しないでください.
    • アイコンをダブルクリックして起動し, Ubuntu 13.10のインストールを進めた場合, 既にHDDに導入済みのWindowsが消去(Ubuntuで上書き)されます.

Ubuntuの起動

  • 再起動時, ｢F12｣キーなどを連打してブートメニューを開いてください.
    • HDDやUSBメモリなど, どのデバイスから起動するか選択できますので, 作成したBootable USBを選択して下さい.
  • ブートメニューが開けない場合(開き方がわからない場合), ｢PCの機種名｣と｢ブートメニュー｣で検索すれば開き方がわかる場合が多いです.

Ubuntuの起動

  • 無事にUSBメモリから起動することに成功すれば, ｢GNU GLUB｣というメニューが表示されます.
    • 一番上の選択肢である｢Try Ubuntu without installing｣を選択し, Enterを押して下さい.

インストール機能の削除

  • デスクトップにある｢Ubuntu 13.10のインストール｣を無効にするため, USBからのインストール機能を取り除きます.
    • ｢Ubuntu 13.10のインストール｣アイコンの左上, Ubuntuのロゴが書いてあるボタンをクリックします.
![Icon](public/image/install_icon.png)

インストール機能の削除

  • テキストボックスに｢terminal｣と入力し, ｢端末｣をクリックして起動します.
![Terminal](public/image/call_terminal.png)

インストール機能の削除

ubuntu@ubuntu:~$
  • この後に, sudo apt-get remove ubiquityと入力して, エンターキーを押します.
    • 続行しますか? [Y/n]?には｢y｣を入力して, エンターキーを押します.
    • これでインストール機能の削除は完了です. デスクトップ上に残った｢Ubuntu 13.10のインストール｣アイコンは削除してしまいましょう.
![ubiquityの削除](public/image/remove.png)

Ubuntu環境の構築

  • 以上でUSBメモリを利用した環境構築は終了です.
    • お疲れ様でした!