この章ではリソースレコード及びドメインの移譲について学びます。
リソースレコードは次の形式で設定されます。
Owner | TTL | Class | Type | RDATA |
---|---|---|---|---|
example.com. | 3600 | IN | A | 192.0.2.1 |
- Owner
- リソースレコードがおかれているドメイン名
- TTL(Time To Live)
- リソースレコードの有効時間(秒)
- Class
- 16ビットの値で、プロトコルファミリーを示す。
- IN (インターネットシステム)
- CH (カオスシステム)
- 16ビットの値で、プロトコルファミリーを示す。
- Type
- このレコードのリソースの種類を示す。
- RDATA
- 実際のリソースを記述する。
リソースレコードのタイプには様々なものがありますが、その一部を抜粋して以下の表に示します。
Type | 記述内容 |
---|---|
A | ホストアドレス(IPv4) |
AAAA | ホストアドレス(IPv6) |
CNAME | エイリアスの標準名(参照元) |
TXT | 任意の文字列 |
NS | ゾーンを管理しているネームサーバー |
MX | {優先度} {配送先メールサーバーのドメイン名} |
{相手の traQ ID}.{あなたの traQ ID}
のレコードを相手のネームサーバーに移譲してみましょう
移譲ができたらきちんと名前解決できるか確かめてみましょう
ヒント1
子側では新しく移譲されたゾーンを設定する必要があります。ヒント2
親側では子のネームサーバーを登録する必要があります。ヒント3
「bind9 dns delegation」などで調べるといいでしょう。{あなたの traQ ID}.{相手の traQ ID}
のレコードを相手のネームサーバーから移譲してもらいましょう
移譲ができたらきちんと名前解決できるか確かめてみましょう